市場規模2兆円超え!スマホECアプリでマーケットを狙うスタートアップ

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スマホのECは来る来る!と言われています。Yahoo! JapanもスマホECに全力、もちろん楽天も。

スマホEC、2013年市場規模は1兆3,469億円……2014年には2兆円超の予測 矢野経済研
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1310/22/news081.html

そんな中、スタートアップでもスマホECに突っ込んでいくベンチャー達がいます。そんな彼らを紹介しつつ、スマホECで勝つためのコアとなるのは何かと私が考えているかを書きましょう。

紹介するのはここ1〜2年で設立ないしは新規にリリースされたスタートアップの10個のサービス

  1. Fril http://fril.jp/
  2. Locari https://locari.jp/
  3. BASE https://thebase.in/
  4. Origami http://origami.co/jp/
  5. メルカリ http://mercari.jp/
  6. スマオク http://www.smartauction.jp/
  7. LISTOR http://static.listor.jp/hello/iphone/
  8. ハローマーケット http://www.hellomarket.jp/
  9. ジモティ http://jmty.jp/
  10. プリマ https://pri-ma.jp/

これらは全部スタートアップ。シード〜アーリー、ミドルステージまで様々。これに加えて、大企業内のベンチャー・新規事業部が入ってきてるからまじめに阿鼻叫喚。

ただ、それぞれ特徴があるので、それぞれ1言だけで紹介していこうと思う。1言なのはめんどくさいからw。

  1. Fril http://fril.jp/
    女子向けCtoCフリマアプリ。洋服特化。
    中高生〜主婦まで、女性が洋服を売ったり買ったりしている。
    「女子」の「洋服」の「CtoC」に特化した「コミュニティ」な実態が特徴的
  2. Locari https://locari.jp/
    スマホアプリで毎日、時間限定でセール品が発売され、買えるサービス。「BtoC」で「時間限定でのセール」が特徴的
  3. BASE https://thebase.in/
    スマホに特化しているわけではなく、スマホでも買える、簡単にECサイトを作れるサービス、アプリ。「簡単」に「無料」で「ECサイト・アプリが作れる」のが特徴的
  4. Origami http://origami.co/jp/
    自分が欲しいアイテムをいいね!なりしていくとどんどんパーソナライズされる「レコメンド」型の「BtoC」アプリ
  5. メルカリ http://mercari.jp/
    CtoCフリマアプリ。結構な額の資金調達済み。「誰でも」「簡単に」「なんでも」「定額出品」出来るのが特徴的
  6. スマオク http://www.smartauction.jp/
    CtoCフリマアプリ。元々はWishScopeをやっていたZawattのプロダクト。「誰でも」「ブランド品」を「簡単に」「出品」出来て、入札が入ってからオークションがスタートする「フラッシュ?オークション」形式が特徴的
  7. LISTOR http://static.listor.jp/hello/iphone/
    CtoCフリマアプリ。「誰でも」「簡単に」「なんでも」「定額出品」出来るのが特徴的
  8. ハローマーケット http://www.hellomarket.jp/
    CtoCフリマアプリ。「誰でも」「簡単に」「なんでも」「定額出品」出来るのが特徴的
  9. ジモティ http://jmty.jp/
    クラシファイド広告サイト・アプリ。ただ、CtoCのコマースも一部入ってる。結構CtoCコマースもメインと考えている模様。CtoC特化ではなく、「人が集まる」「クラシファイド掲示板」の中で「CtoC」でもちろん「無料」なのが特徴的
  10. プリマ https://pri-ma.jp/
    CtoCのママ専用フリーマーケットアプリ。「ママ専用」の「CtoC」の「フリマ」とターゲットを明確に区切っているのが特徴的

で、個人的に、これがあると勝てるよね!と思っているのが下記の3つ。

  1. 資金力
  2. 簡単さ
  3. ユーザーサポート

まず何が何でも資金力。かなりの競争、マーケットの奪い合いなので、資金でガンガン広告を出してユーザをとって、離脱させないようにしないと。

次に簡単さ。スマホはPCみたいに長い時間考えながら使うものじゃないし、ユーザ層もPCより広がっている。スマホで戦う=ITリテラシーが低い人がターゲット=簡単である必要がある

次にユーザサポート。ユーザからのクレームや疑問、使いづらさの改善などをどれだけ行えるかが、スマホECユーザーがアプリを判断する重要なポイント。「わからなければ消す」が当たり前な時代において、困ったことがあった時にどうしていいか分からないアプリは即削除

で、資金力がないところはどうするかというと、「ニッチ」を攻めるのがいいのかなと。フリルなどはニッチっちゃニッチだけどニッチじゃない市場を攻めてて、既にユーザを持っていて、コミュニティが形成されている。

Origamiなどはまだマーケットフィットする製品じゃないと思うけど、尖っているので、今のうちから「ソーシャル」「レコメンド」「EC」のナレッジを蓄積して、マーケットがOrigamiに追いついたタイミングで伸びるのではないかと思う。

あまりにもニッチすぎるところ狙いに行ったり(ママ専用は誰もが考えつくけどなかなか成立させられない市場)、資金力がないのにマスに攻めていくと結構ガチバトルでほんとにガチきつそうだと思う。大企業は信頼もユーザーも資金も持っている。信頼もユーザーも資金も持っていない企業が勝つための活路はあるのか。

というわけで、10個紹介してみました。ほんとにスマホEC、多いですね。。。金融とかと違って、何社も残るマーケットじゃないと思うんですよね、スマホのECは。プラットフォームですし。楽天、Yahoo、エトセトラ、+ニッチになるんじゃないかなと。

それでは、ぜひ本記事いいね!と私のTwitterをフォローお願いしますw
@sumyapp

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