各シードアクセラレーターに関する私感と感謝

Pocket

本記事の流れはタイトルに準じて、シードアクセラレーターについて記載しておりますが、伝えたいのは、シードアクセラレーターのみでなく、「個」をもって接してくれた方々に対する御礼と、「個」を持つ、持っている人や思想に接することの推奨です。

まず初めに、シードアクセラレーター、シードファンドは、「キャピタルゲイン」を目的としている法人とだけ定義。キャピタルゲイン追求のため、例えばFacebookのような、スケールの可能性を感じられる、サービス、そういったサービスを作れるチームに投資する。その後、投資先の一部が大きくなり、バイアウトやIPOされる際に、投資額と売却額の差分を取得するのが目的である。

法人としての目的は上記の定義で間違いないと思うが、例えば、

  • Open Network Labは「グローバル志向のエンジニアの起業家を支援」を目的として設立、メンターもエンジニア色の強いHiro Maedaがフロントに立って、エンジニアx投資家としての視点で助言、アクセラレーションしてくれる
  • Samurai Incubateは「できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える」をミッションとして掲げ、フロントには榊原さんが立ち、世界を変えられるベンチャーへの投資と変革のために動く”人”に対して助言、アクセラレーションしてくれる
    余談ですが、榊原さんは、ノーベル平和賞を取るのが個人目標とのこと。

その他のシードファンドに関しては、ファンドという個人としてのミッションなどは、私は理解できていない。社会貢献や雇用創出は当たり前のミッションだし、キャピタルゲインを目指すのも当たり前で、そのためにアクセラレーションするのも仕事だろう。

結局、何が言いたかったかというと、会社は経営者であり社員でありチームであり、結局、人なんだろうなと。投資ファンドも人であり、その人の目的・目標・思想との合致が重要なんじゃないかなと。

個を持った人と接すると非常に感化、TODOが生まれるので、榊原さんに先日お会いしたのを期に記事にしてみました。

個を持っている方・会社・ファンドと付き合うことが、自分の人生に、会社に、大きなプラスの影響を与えてくれることと思う。

「カリキュラムが素晴らしい」とか「投資額が大きく評価額が高いから%持っていかれない」とか「大企業の子会社ファンドだからその恩恵を受けられる」とかよりも、「この人と一緒に成長していきたい」っていう会社・人に投資頂くこと、そういう人をメンバーに加えられるよう努力することが大事だと思います。

「21世紀を代表する会社を創る」というのがサイバーエージェントのビジョンであり、メンバーも共感しているビジョンだと思うのですが、それは実際のところ、藤田さんのビジョンであり夢であり、それに共感しているのがメンバーであり、もっとやりたいこと(ビジョン)を持った人が子会社設立なり起業なりをするのだろうと思います。経営者のビジョン=会社のビジョン、なのだろうと。だから、経営者が固まってなければ会社もぶれるし、会社がぶれればメンバーもブレる。ブレない経営者を目指さないといけないなーと。まぁでも伝えたかったのはそんな私感ではなくて、「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンに共感している人は、その人を支援するのではなく、同じ目的を持って、最終的にはライバルになるか、『「21世紀を代表する会社を創る」人を支援する』というビジョンを持つのかなと。

総じて何が言いたいかというと、「個を持つこと」と「個を持っている人や会社と付き合うこと」が大事であり、今までそういった方々に教わってきた(直接ではなく、書籍などの間接的なものでも)ことに感謝し、また、より一層頑張ろうと思います。

今私は25歳。このまま医療の発展が進めば100歳ぐらいまでは生きられるのでは?
残り75年。頑張りましょ。

 

この記事を読んでTODOが生まれる人が1人でも生まれることを願いつつ、たぶん無理なので、せめて、良書のリンクでも貼っときます。

ワーク・シフト Kindle版
ワーク・シフト (孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>)

ワーク・シフト 書籍版
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

トヨタ生産方式 Kindle版
トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして

トヨタ生産方式 書籍版
トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして

 

いや、まじでトヨタ生産方式は神本ですよ。豊田さん神です。読んだことない人は起業家とかビジネスマンとか投資家とか名乗るな!って言いたくなるぐらい、トヨタを作ってきた人の人生と思想が入っています。1978年に書かれた本なのに、1988年に生まれた私が2013年になるまで読んでいなかったことを、ほんとに後悔しています。マジ押しです。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です