今、死なないプライド起業家が増えています。これは問題です!

Pocket

あ、もちろん、死ぬってのは人のことではないです。会社のことです。アメリカだと、Active, Exit, Deadの3種類で主に分別出来ますので。

世界で最も有名なシードアクセラレータ、YCombinatorの投資先リストを見ると、結構な数がDeadしてます。ただ、これは悪いことではなくて、もう一回YCに入るなど、起業をアイデアを変えて再トライしている人たちがいっぱいいるわけです。

日本のIT系起業家、企業はそうじゃない動きが結構出てきています。海外で「ラーメン代稼ぎ」と言われている受託開発が主になる受託開発企業となった企業が多いのです。みんな死ななくなったのです。

これは結構昔からで、最近いくつかの会社が上場してますし、ソーシャルゲームの会社の上場も多いですが、これらの多くは元々は受託を多くやっていて、生きながら、技術や人財を溜めながら、いち早くトレンド・チャンスにのっかって、成功を収めたのです。

1. 企業を殺して再トライ
2. 生き続けてチャンスを狙う

どちらを選ぶかは起業家のマインド次第です。ただ、最近は3つめの企業が出現しています。

3. この事業をなんとしても成功させるために、とにかく、生き続ける

事業が成長曲線を描いているのなら問題ないのですが、横ばい以下の場合、ただイケテナイ事業に変なこだわりを持って、毎日を必死に生きている感じになってしまっている可能性があるのではないかなと。

事業計画は事業の計画で、会社が投資してもらう時に投資家に見てもらうのは事業計画なわけで、投資額は事業計画に合わせて投資頂くものです。

基本的には投資額で全力勝負、途中で予想外に事業リスクがあれば、投資家と検討の上、投資額内で離陸できる事業に切り替えたり、投資額を投資家に戻して会社を潰したり、追加の調達をして既存事業の拡大やピポット、新しい事業への切り替えなどを行うものかなと思います。

投資頂いた=全力で死なないことを目指す
は、投資されたものが事業ではなく、チームになってしまっているので、違うかなーと思います。

もちろん、投資される際にチームは見られます。しかし、チームではなく事業計画にそって投資は行われます。

個人的には、ばんばん再トライで、投資家のポートフォリオの打率をあげていく、連続起業家の時代になればいいなーと思います。

以上、日記みたいな、事業計画と投資と会社の資金繰りとのせめぎ合いのまとめでした。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です