社会人としての成長は新卒での入社先で決まる

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こんにちは、sumyappです。今日も今日とて過激気味なタイトルを付けてみました。
しかしながら、私が本当に感じていることですので、まじめに読んでいただければと思います。

まずはじめに、私の現在の社会的な職業ステータスは「株式会社アクトキャットの代表取締役」です。ただ、まだ大きい企業ではありませんし、イケてる会社と世間で騒がれているわけではありませんので、代表取締役という肩書に特に価値はありません。しかしながら、私が代表であること、私の会社の社内文化は私が作るということ、その上で、その社内文化に影響を与えている物が何なのかを本記事で語ろうと思います。そのため、先に職業ステータスを書かせて頂きました。

私が常日頃考えているのは、優先度順に書くと下記の3つです。

  1. 顧客にとって最大限良い物を提供すること
  2. 書籍や勉強会への参加、人材育成などの投資については惜しまないこと
  3. ムダな物はつくらない、時間の浪費はしない、ムダな印刷物はすらない、などの常時コストを意識、カットすること

1. 顧客にとって最大限良い物を提供すること
これは言うが及ばずですね。何よりも顧客のことを考えて全力を投球します。
この際、顧客というのは、純粋に使ってもらうユーザの事が多いです。
厳密にはユーザーは使ってくれる人であり、顧客というのはお金を払ってくれる人であると定義されているかと思います。
しかしながら、他社様からアプリやサービスのソフトウェア開発を受託する場合などは、発注主(クライアント)のために全力はもちろん尽くしますが、クライアントのために、クライアントの諸事情よりも、クライアントの顧客・ユーザーを最善に、提案等を行うようにしています。

2. 書籍や勉強会への参加などの投資については惜しまないこと
知識や人材育成については絶対に投資を惜しまないようにしています。
たとえ会社に余裕がなかったとしても、入社して頂いた人には必ず研修カリキュラムを行って頂いています。また、その研修カリキュラムは人が入る毎に改善するようにしています。
新しい◯◯に関する技術書が欲しいといった要望にも必ずお金を出すようにしています。
これはいづれ、人、人の知識が、書籍代などの数千円のものよりも大きなリターンを返してくれるはずだと信じているからです。

3. ムダな物はつくらない、時間の浪費はしない、ムダな印刷物はすらない、などの常時コストを意識、カットすること
知識や時間などを得ることが出来ない、消費物についてはコストを可能な限りかけないように常に心がけています。たとえば、プリンタは使わない、ペーパーレス。社外向けはモノクロ両面2アップ印刷。契約書、税務上の書類などのみ通常印刷、インクは詰め替えインクのみ、などです。ケチケチですね。社員全員に希望のPCを配布していますが、PCのケースについては、4000円のを買って欲しいと言われたら、それはだめ、2000円のにして、ッて感じです。ただし、4000円のにするとモチベーションが上がって祝日でも勉強などをする可能性があります、など、説得された場合は高い方でも許諾するケースも有ります。

 

さて、タイトルとずれた内容が続きましたが、この3つの思想がどこから産まれたのか、どこで学んだのか、と思い返すと、一番強いのは新卒で入社した際の会社でした。

私が新卒で入社したのは「楽天」です。
楽天は以下の5つを「成功のコンセプト」として掲げています。

常に改善、常に前進

人間には2つのタイプしかいない。
【GET THINGS DONE】様々な手段をこらして何が何でも物事を達成する人間。
【BEST EFFORT BASIS】現状に満足し、ここまでやったからと自分自身に言い訳する人間。
一人一人が物事を達成する強い意思をもつことが重要。

Professionalismの徹底

楽天はプロ意識を持ったビジネス集団である。
勝つために人の100倍考え、自己管理の下に成長していこうとする姿勢が必要。

仮説→実行→検証→仕組化

仕事を進める上では具体的なアクション・プランを立てることが大切。

顧客満足の最大化

楽天はあくまでも「サービス会社」である。
傲慢にならず、常に誇りを持って「顧客満足を高める」ことを念頭に置く。

スピード!!スピード!!スピード!!

重要なのは他社が1年かかることを1ヶ月でやり遂げるスピード。
勝負はこの2~3年で分かれる。

 

「1. 顧客にとって最大限良い物を提供すること」は「顧客満足の最大化」と「Professionalismの徹底」を合わせたようなものですね。

「2. 書籍や勉強会への参加などの投資については惜しまないこと」は成功のコンセプトには入っていません。ただし、スピードを挙げて開発するためには新しい技術が必要だと思い、Ruby on Railsを楽天から内定を頂いた後に勉強、サービスを自分で作ったりしたので、影響は受けています。

「3. ムダな物はつくらない、時間の浪費はしない、ムダな印刷物はすらない、などの常時コストを意識、カットすること」は成功のコンセプトには入っていません。しかし、楽天の社内を見たことがある人なら楽天がこれを非常に重視していることは皆理解しているはずです。楽天はペーパーレス文化です。印刷するとしても4アップ両面モノクロ指定です。また、電話は全員050番号です。03などは使っていません。電話をIP電話にするなど、徹底したコストカットが行われています。オフィスのある場所でさえコストカットを感じます。品川シーサイドなんて他のIT企業はいません。ITはみんな六本木や渋谷にいます。見栄ではなくコストと対価を考えて、品川シーサイドにあるのだと思います。
また、「【速報】楽天、2015年6月に本社を二子玉川に移転」というニュースも出ています。品川シーサイドよりもっと都心から離れる、また、ビルを統合するという、徹底的コストカット戦略。良い会社です。

 

ここまで自社(及び自分)の思想と、楽天が掲げるコンセプト、思想、社内事情を書いてみましたが、大幅にかぶっているのが分かるかと思います。私の思想は楽天から教えられたものによるところが大きいです。

新卒で入った会社の思想は大いに受け継ぎます。新卒で自分の性格に合った会社を選びましょう。

また、この際、もっと気をつけていただきたいのは、「思想のない会社に入るな」ということです。「成長?自分で頑張れ」と研修がなかったり、とにかく頑張れ!と気合メインだったり、目標がなくだらだら仕事している会社だったりに入ると、思想を得る機会を失います。それによって、今後の成長する可能性さえも奪われてしまう可能性があります。

「幼少期の教育が重要」とはよくいいますが、働くときのスタンスや方法は、初めて責任をもって仕事をする機会を提供してくれる新卒での入社先で身につく可能性が高いです。

研修プランを用意していない中小企業とかに入ると結構あうあうです。同級生でそういうところに入ってしまって、(教えられていない)仕事ができないとぐちぐち言われて辞めてしまったりした人もいます。

自分のことしか考えない人ばかりの会社に入ると、責任回避能力などは身につきますが、顧客の目線には立てなくなります。

リピートになりますが、
新卒で自分の性格に合った会社を選びましょう。

就職した後でも、もし違うなって思ったら、転職したほうが良いと思います。社内文化に思想が染まる前に。慣れてしまう前に。

もし今大学3年生の人は、この記事を見たら、ぜひインターンなどを試してみてください。

 

弊社でもインターン学生を3名雇っており、サービス開発に携わってもらっています。また、「企画〜開発」までトータルで考えられるリーダーシップをもったエンジニアになって欲しいと考えており、必ず企画〜リリースまで1サービスやってもらった後に、本流のサービス開発に携わってもらっています。

それでは。研修というか、思想はしっかりみて就職しましょうねってかんじです。

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