第三極は?Gunosy 『「あなたの欲しい情報」を集めてきます』。 Vingow 『あなた好みのニュースを、自動で集める 「5年後の新聞」』。
個人的にはVingowよりはGunosyのほうが目指すところは好き。
でも、その次がまだ来ない。その次の物はいつ出てくるのか?
Vingowは「5年後の新聞」っていうハイレベルコンセプトが既にきつい。
新聞なんて、不要な情報ばかりで、個人の生活には影響を全く与えない。
新聞も、子供の頃は嫌いじゃなかったけど。地元のチラシが入ってる、イベント情報が載ってるとか、いくらか役に立っていた。今は新聞に、自分が必要と思う情報は載っていない。もしくは、見つけられない。だから、自分に影響を与える情報が載っていないと認識している。
Gunosyはその点、必要と思う情報が人よりもちょっと遅れるけど、届けてくれる。
あなたの周りではこういう話が話題でしたよ、とピックアップしてくれれば、友達と話すときのネタにもなる。
新しく有用なオープンソースライブラリの紹介記事なども流れてくる。
自分にとってなるべく必要な、あるとそれだけで価値がある情報が、流れてくる。
でも、本当は、その次のメディアが欲しい。
情報は必要なときに必要な量だけ供給されるべきだ。
過剰に供給された中から選択する必要性があるのは面倒臭い。
また、本人が必要だと自覚する直前に送ってきて欲しい。送られてくると、「そうそう!これこれ!この情報が今自分には必要だったんだよ!」というような感じ。
「必要な情報」が何なのか、というのを見出す仕組みが本当に難しい、想像もつかないけれど、そういうメディアが出てきて欲しい。世界の人全員に専属のコンサルタントがつくような感じだろうか。それが一般的になったら、だいぶ高等教育などは削減、より人間らしい授業になるんじゃないかな。
個人的に考えてみたけど、これぐらいの稚拙な手法しか思い浮かばなかったし、実現も難しい。。。
- スマートフォンなどで常時音声入力をオン、言語解析、キーワード化、何らかのデータソース(Googleのように膨大な検索エンジンである必要があるだろう)から検索、スコア付け(スコアは情報に対する他ユーザからの・サイトからの評価や本人の思考(クリック率等)からの重み付け)、Androidのホームスクリーンなどに常時表示。音声や位置情報、人間関係などの蓄積からも、キーワード化、関連度など出せてくるようになると更に良い。
=>現状では無理。実現不可能ってほどではないが、理想には程遠いものしか作れないだろう。 - 自分と同じ思考回路を持つCPU的な何かが並列して、ランダムパターンで、逐次検索、他のユーザの思考回路での情報の精度などと合わせて、随時提案
=>はいはいSF。将棋などのルール(思考回路)が明確である状態でならこういう探索もできるんだろうけど。。。
前者は今の技術の延長線上のもの。後者は既存+全く新しい切り口で考えたもの、なのでSFとしかいいようがない。
これはアカデミックな領域を超えている(複数のアカデミックのコラボが必須)なアイデアだろうから、そこを目指すメガベンチャーが生まれることを願う。(Googleがその道を切り開くのかもしれないし、全く新しい切り口の何かが生まれるのかもしれない。)
実際のところ、まだブレイクスルーは遠いだろう。Jawbone upを最近身に着けているが、歩数や睡眠しか計測できやしない。思考どころか、摂取したカロリーなどの物理的な部分でさえ、機械は把握することができないていない。
第三極マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
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